嫌悪施設

近隣住民などから嫌われる施設などをいう。社会的に必要な施設も多々あり嫌われる施設=悪。というわけではないことを理解する必要がある。但し、住宅などの購入では毎日の生活に直結してくるのでそれらに影響を及ぼすような施設が近隣にあると不動産価格への影響も多少なりとも出てきます。具体的には暴力団事務所が隣接していたり墓地が隣接、宗教団体が隣接などが代表的な例です。また、詳細の調査やヒアリングをしなければ判明しない事例もございます。例)近隣住民が妙なクレーマー、隣人宅が若い人たちの溜まり場になっていて夜中になると大騒ぎされるなどは事前に察知する事が難しいケースもあります。また、近隣で飼っている犬などが年中吠えていてうるさいなど。区分MSの場合、上下階の騒音がひどく近隣住民トラブルが起こっていたなど。これらの事情は宅建業法上告知するべき事項だと思いますが法的な観点から見ると微妙なケースもあり告知されない場合もありますので注意が必要です。